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本堂

概略

阿弥陀堂 高さ51.5m(基壇、棟飾り込)、桁行(幅)67.9m、梁間(奥行)58.2m
天井までの高さ約32m(11階建ての建物が入る)、天井大彫刻は48畳
破風 一辺25m、合計50m
平瓦 幅1.7尺、奥行1.9尺(世界最大) 十二万四千枚
畳数 888枚
欄間彫刻 堂内488点
柱など堂内は拭き漆仕上げ

上段は六手先総詰組様式、下段は四手先総詰組様式。
上層部に扇垂木を用いた日本建築史上初の佛教建築であり、屋根上に12万4千枚の瓦が敷かれている。
その瓦の波の頂上に聳える鬼瓦は、鬼師・梶川亮治氏制作。
(ギネス世界記録認定・平成19年2月28日公式認証・高さ9m、幅8.8m、先端部経之巻の直径91cm)
鬼の憤怒の形相が、衆生の心中に潜む煩悩を払い、清浄無垢な心を顕現させます。

『鬼瓦 Onigawaras(ridge-end tiles)』〜佛教之王堂 念佛宗(念仏宗)無量寿寺
世界一の鬼瓦

また、本堂前左右には、石匠・蒋智明氏製作の大石燈篭が聳え、衆生の心を不断の光明で照らし、佛道へと導いています。
(ギネス世界記録認定・平成20年4月28日公式認証・高さ12m、幅7.4m)

軒下最上層部の周囲には、手先詰組の間に、釈迦如来像八十体が四方へ向かって遍く衆生済度を勧められ、その下層部には八十八体の龍、蟇股には、表に龍、内に等身大の飛天それぞれ百四体、また、本堂全体で十万枚を超える金色に輝く飾り金具が、荘麗なる浄土の世界を厳飾しています。

堂内には、金箔二重貼り、六手先総詰組、屋根葺面積226.2㎡、総数16,000枚の瓦を使用した宮殿(くうでん)(高さ19m、幅19.98m、奥行12.36m)、その中に在して、大慈悲の光明にて十方世界を照らすが如く輝きわたる本尊阿弥陀三尊佛は、中華人民共和国、工芸美術大師・佘國平佛師制作の総高8.45mの木彫佛像です。

伽藍全体で一万点以上の木彫群、宮殿上に配す幅22.6m、高さ3mの双龍彫刻、宮殿の両脇に四階建てビルの高さに匹敵する全高11mの彫刻が、鳳凰、松竹梅等を刻んで納められている。

また、本堂内壁は、三阪雅彦画伯により、総面積852.9平方メートルに及ぶ金箔襖に色彩豊かに描かれた鳳凰及び瑞雲、また、下部に描かれた蓮華が相俟って、浄土の光景を彷彿させる。

本堂全体で2,987点に及ぶ木彫群、百四十四枚の桟唐戸、また、本堂前に鎮座する一塊の巨岩を彫り込んだ巨大な天水鉢(全高2.2m、幅3.5m、奥行3.5m)等々、世界に二つとない彫刻・工芸の奥深い造形の数々は、どれほどの時をかけても見尽くすことができないものであり、それぞれが調和しつつ、妙なる浄土賛歌を奏でる情景は、参詣する者全てに御佛への畏敬の念を起こさせずにはおかない。

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